2012年12月19日水曜日

福島駅東口から県庁4国方面

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地上1m シンチレ-タ(ガンマ―線のみを計測) # 線量見える化プロジェクト
◆計測機材  HSFホットスポットファインダー 【主な特徴】
・空間線量率を1秒毎に計測しており、ほぼリアルタイムの計測が可能。
・大画面のPCを使うことにより、様々な情報を表示している。(線量率変化グラフ、エネルギー
スペクトルなど)
・空間線量率の変化をグラフ表示しており、変化の傾向を容易に把握できる。
・GPSと無線(Bluetooth)による接続が可能。
・測定データ(空間線量率、GPSによる位置情報)をハードディスに保存でき、放射線マップを
作成できる。
◆計測者   子供福島 情報共有班 

福島市概略図平成24年10月12月21作成

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地上1m シンチレ-タ(ガンマ―線のみを計測) # 線量見える化プロジェクト
◆計測機材  HSFホットスポットファインダー
◆計測器材詳細  Hot Spot Finder(HSF-1)の仕様
【データ収録部】
・Panasonic タフブック CF-H2フィールドモデル
OS:Windows7Professional32ビット
CPU:インテルCore i5-2557M vProプロセッサー(1.7メインメモリー:2GB DDR3 SDRAM
HDD:160GB(Serial ATA対応)
液晶:10.1型TFTカラー液晶、1027×768ドット
バッテリー駆動時間:約7.5時間
バッテリー充電時間:約3時間
外形寸法:幅274mm×奥行268mm×高さ58mm
質量:約1.56kg
【放射線検出モジュール】 (2種類からの選択)
(1)C12137-01(浜松ホトニクス)
シンチレータ:CsI(TI)38mm×38mm×25mm 36cc
検出器:MPPC
計数効率:Cs137/0.01μSv/hにおいて400cpm以上
エネルギー範囲:30keV~2MeV
エネルギー分解能:13%(Cs137 662keVにおいて)
測定範囲:0.001μSv/h~10μSv/h Cs137 下限は環境放射線による
外形寸法:60mm×71mm×55mm 突起を除く
動作温度範囲:0~+40℃
【GPS】
・Holux LCD付GPSロガー M-241
チップ:MTK(メディアテック)チップ
チャンネル数:32
精度:位置:3.0mCEP、DGPS時2.2m
【空間線量率マップ作成ソフト】
・動作環境:Windows7、Windows XP

◆計測機材  HSFホットスポットファインダー 【主な特徴】
・空間線量率を1秒毎に計測しており、ほぼリアルタイムの計測が可能。
・大画面のPCを使うことにより、様々な情報を表示している。(線量率変化グラフ、エネルギー
スペクトルなど)
・空間線量率の変化をグラフ表示しており、変化の傾向を容易に把握できる。
・GPSと無線(Bluetooth)による接続が可能。
・測定データ(空間線量率、GPSによる位置情報)をハードディスに保存でき、放射線マップを
作成できる。
◆計測者   子供福島 情報共有班 

1009福島市南向台 1CD3p (JPEG 画像, 1150x704 px) - 表示倍率 (85%)

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# 福島だより 福島市南向台地区1009

◆計測日時 2012年10月9日

◆計測場所 福島市南向台

◆計測機材  HSFホットスポットファインダー 【主な特徴】
・空間線量率を1秒毎に計測しており、ほぼリアルタイムの計測が可能。
・大画面のPCを使うことにより、様々な情報を表示している。(線量率変化グラフ、エネルギー
スペクトルなど)
・空間線量率の変化をグラフ表示しており、変化の傾向を容易に把握できる。
・GPSと無線(Bluetooth)による接続が可能。
・測定データ(空間線量率、GPSによる位置情報)をハードディスに保存でき、放射線マップを
作成できる。
◆計測者   子供福島 情報共有班 

◆計測者ミニコメント  画面上部が北方向で標高が高いので除染は、上部から行われたが画面下部の除染中の地域との差異は少ない。

◆計測機材  HSFホットスポットファインダー
◆計測器材詳細  Hot Spot Finder(HSF-1)の仕様
【データ収録部】
・Panasonic タフブック CF-H2フィールドモデル
OS:Windows7Professional32ビット
CPU:インテルCore i5-2557M vProプロセッサー(1.7メインメモリー:2GB DDR3 SDRAM
HDD:160GB(Serial ATA対応)
液晶:10.1型TFTカラー液晶、1027×768ドット
バッテリー駆動時間:約7.5時間
バッテリー充電時間:約3時間
外形寸法:幅274mm×奥行268mm×高さ58mm
質量:約1.56kg
【放射線検出モジュール】 (2種類からの選択)
(1)C12137-01(浜松ホトニクス)
シンチレータ:CsI(TI)38mm×38mm×25mm 36cc
検出器:MPPC
計数効率:Cs137/0.01μSv/hにおいて400cpm以上
エネルギー範囲:30keV~2MeV
エネルギー分解能:13%(Cs137 662keVにおいて)
測定範囲:0.001μSv/h~10μSv/h Cs137 下限は環境放射線による
外形寸法:60mm×71mm×55mm 突起を除く
動作温度範囲:0~+40℃
【GPS】
・Holux LCD付GPSロガー M-241
チップ:MTK(メディアテック)チップ
チャンネル数:32
精度:位置:3.0mCEP、DGPS時2.2m
【空間線量率マップ作成ソフト】
・動作環境:Windows7、Windows XP

2012年9月3日月曜日

1 2.09.03

12.09.03 ★ 朝日 9.3「汚染灰・汚泥処分場を栃木・矢板に 環境省が候補地指定」 東京電力福島第一原発事故で出た高濃度の放射性物質に汚染された焼却灰や汚泥などについて、環境省は3日、栃木県矢板市塩田の国有林を、同県内の発生分を埋める最終処分場の候補地とする方針を表明した。汚染灰・汚泥の処分先をめぐり同省が候補地を示すのは初めて。9月末までに宮城、茨城、千葉の3県でも候補地を公表する方針だ。横光克彦副大臣が3日、栃木県の福田富一知事に会って候補地を説明した。福田知事は「矢板市や地域住民に、理由などを丁寧に説明してほしい」と求めた。その後、横光副大臣は矢板市の遠藤忠市長を訪ね、協力を要請。しかし、遠藤市長は会談後の会見で「市民感情を考え、お断りしますと伝えた」と明らかにした。環境省は引き続き説得を続ける構えだ。環境省によると、県内の国有林の中から地形などを考慮して候補を絞り込み、現地調査などを経て1カ所を選んだ。候補地はなだらかな山の斜面にあり、十分な広さや地下水位が深いとみられる点など好条件がそろう。約300メートル離れた場所に民家が1軒あるが、候補地とは山頂を隔てた反対側の斜面にあり、放射能の影響はないと判断した。原発事故で飛び散った放射性物質は各地のごみ焼却施設などで濃縮され、一部では焼却灰や汚泥が処理できず、保管されたままになっている。放射性セシウムが1キロあたり8千ベクレルを超える焼却灰や汚泥は、「指定廃棄物」として国が処理に責任を持ち、1都8県で4万2千トンを超える。このうち栃木県内の分は約4450トン。下水汚泥2200トン、焼却灰910トン、稲わらなど農業系のごみ750トンなどが保管されている。今後も増える見通しで現時点で9千トンが見込まれる。新設する最終処分場は、広さ3〜4ヘクタール。重金属など有害物質を多く含む産業廃棄物などを埋めるのに使われる「遮断型」を採用する。稲わらなどを焼却する仮設焼却炉も敷地内につくる。放射性物質が地下水にしみ出さないようコンクリートで周囲を覆い、地下水などの放射線量を長期間監視する。来年度に着工し、2014年度末までに完成させる計画だ。

2012年8月13日月曜日

自然エネルギー発電にEPTは定義不能/菅直人の個人的『脱原発』発言

自然エネルギー発電についての対話②

 読者から太陽光発電についてのメールをいただきました。自然エネルギー発電に興味を持っている方であればおそらく誰でも聞いたことがあると思われる「エネルギーペイバックタイム(EPT)」についてのご質問です。
 自然エネルギー発電についてのEPTについてはNEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)や産総研(AIST:独立行政法人産業技術総合研究所)が数値を公表していますが、これがとんでもない出鱈目な数値であるため、世間に混乱を引き起こし、脱原発のあとは自然エネルギー発電の導入などという愚かな主張を蔓延させる結果になっています。

 まずいただいたメールを紹介します。



件名:ペイバックタイムの考え方について(2011.07.13)

はじめまして。私は現在、●●、■■で「たたかうあるみさんのブログ」という、共産趣味的鉄道オタクブログを運営している****というものです。(HNはもちろん「あるみさん」であります)
http://tatakauarumi.cocolog-nifty.com/blog/

私は槌田先生や近藤先生の主張される「人間活動による二酸化炭素地球温暖化説は間違い」「自然エネルギーを工業的に利用することは、かえって化石燃料使用の増大をもたらす。」という考え方に全面的に同意するものであります。

ところで、拙ブログ記事において「同僚との電気に関する会話」において
http://tatakauarumi.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-ea42.html
ある方から「太陽電池システムに投入するエネルギーより、取り出すエネルギーは少ないというのは間違い、最近の太陽電池では、ペイバックタイムは2年くらい」とのご意見をいただきました。(化学屋さんで、シリコンの溶融をより効率的に行う研究に携わっていたようです。)

私は「ちきゅう座」サイトに転載された近藤先生の記事「脱原発は科学的な必然(上)」のリンクを示し
http://chikyuza.net/n/archives/9835
いかに太陽光電池が石油および工業資源を浪費しているか示しました。(電力生産図)

すると、「その計算の前提のデータは古いのではないか?」と返され、産総研の「太陽光発電のエネルギーペイバックタイムについて」というサイトを紹介されました。http://unit.aist.go.jp/rcpv/ci/about_pv/supplement/supplement_1.html

この図1によりますと、1991年のモジュールと周辺機器への投入エネルギーは、平成19年(2007年)は約1/5にまで減っています。

そこで質問と私の疑問ですが
「脱原発は科学的な必然(上)」で示されたデータはいつのものか?ということと、産総研のデータ比較もひどいもので、91年のいわゆる「メガソーラー」と、家庭用モジュールを比較していること、家庭用モジュールにおける投入エネルギーは、あくまでもそのモジュール単体のみへの投入量であって、これらを「メガソーラー」的以下の、スマートグリッドを利用した「地域(工業的)」発電を安定的に行うために必要なシステムを構築するためのエネルギーが計算されていないのではないか?という疑問です。

ちなみに産総研のデータを近藤先生の電力生産図にいれてみると、投入石油は2円、固体設備は8円となり、10円kW/hで、火力発電と同等、固体設備・廃棄物がやや多くなるかという感じですね。あと、家庭用太陽光電池システムも、200万から4~50万円ぐらいに値下がりし、今回の震災のような長期間電気が止まるときの家庭用バックアップ程度にはつかえそうです。

この点に関して、近藤先生のご見解をいただきたく、メールした次第であります。お忙しいと思いますので、返事は遅くなってもかまいません。

なにとぞよろしくお願いします。



 次に私の返信を紹介します。


**** 様

■はじめまして、HP管理人の近藤です。「たたかうあるみさんのブログ」は時々拝見しております。

■ご質問の件についてお答えします。まず、

> 「太陽電池システムに投入するエネルギーより、取り出すエネルギー
> は少ないというのは間違い、最近の太陽電池では、ペイバックタイムは2年くら
> い」とのご意見をいただきました。(化学屋さんで、シリコンの溶融をより効率
> 的に行う研究に携わっていたようです。)
について検討します。

■EPR(エネルギー収支比)の定義ですが、当該発電プロセスの耐用期間中に投入された全てのエネルギー量の総和(発電装置製造過程で投入されたエネルギーも含む。:近藤追記)に対する、耐用期間(Tlifetime)中に生み出された総電力量の比率ということだと思います。つまり、EPR=Tlifetime/EPTということです。

■さて、まず常識的な判断として、EPTが定義可能、つまりEPR>1.0であるということは、私たちは工業的に利用しうる無限のエネルギーを得たことを意味します。つまり、エネルギー問題は解決したことになります。

■例えば、太陽光発電装置の耐用年数を17年、EPT=2年とすれば、EPR=8.5です。これは、工業的エネルギー1単位を投入することで8.5単位の電力量を得ることを意味します。この8.5単位のエネルギーを太陽光発電装置製造に投入することで、太陽光発電装置8.5単位が製造可能です。つまり、太陽光発電装置が存在しない段階で何らかの工業的なエネルギーを1単位だけ調達できれば、後は等比級数的に供給電力量は拡大できるのです。

■つまり、EPR>1.0などということを平気で言う輩の言うことなど嘘っぱちです(笑)。私たちが唯一つでもEPR>1.0となる技術を持つことができれば、この世からエネルギー問題は存在しなくなります。ただし、装置を製造するための鉱物資源が枯渇すれば別ですが。鉄にしろシリコンにしろ、クラーク数は大きいですからなかなか枯渇しないでしょう。

■知人の化学屋さんは理論的なお話をされているのかもしれませんので、それまでを嘘っぱちなどというつもりはありませんが、少なくとも工業生産プロセスとして現実にものを生産する技術においてEPR>1.0が達成されているとお考えならば、それは大間違いです。太陽光発電パネルの製造においてエネルギーを投入するのはシリコンの溶融工程だけではありません。シリコン鉱石の採鉱、還元、運搬などなど多くの局面でエネルギーを投入しています。

■では、別の角度から検証してみます。私のHPの連載記事において、太陽光発電電力の原価を50円/kWhとしている値は、ほとんど実績であり、大きな誤りは無いと考えます。数値がいつのものかと言われると、何とも言えないのですが(笑)、公開されている数値はかなり酷いものばかりで使う気にはなれません。HPの記事でも書いている通り、日本の太陽光発電の発電実績は100kWh/(㎡年)程度であり、販売価格として260万円/30㎡とした値です。最近の相場は3kWシステムで200万円/24㎡でしょうか?そんなに大きな違いは無いと思います。

■太陽光発電のEPR=8.5だと仮定して、太陽光発電装置価格に含まれる投入エネルギー費用の割合を算定してみます。EPR=8.5より、1kWhの電力量を生産するために投入された工業的エネルギー量は

1/8.5=0.118kWh

■石油価格を25円/リットル、石油の発熱量を10.5kWh/リットルとして石油価格に換算すると、

0.118kWh×(25/10.5)円/kWh=0.281円

■以上から、太陽光発電装置価格に占めるエネルギー費用の比率は

0.281円÷50円=0.56%

■現在の工業製品において、エネルギーの費用が1%以下などということは到底考えられません。エネルギー消費量の大きな素材生産では10%程度がエネルギー費用というのが常識的な数値だと思います。

■もしEPR=8.5が正しいというのならば、太陽光発電装置はとんでもない高値で販売されているということです。

■私のエネルギー産出比の推定では自然エネルギー発電については発電装置価格プラス発電装置運用費用の20%を投入エネルギー費用としています。これはあくまでも目安ですから、異論があるのは当然です。ただ、異論がある場合にはきちんとした裏づけのデータを示してもらうことにしています。残念ながら正面から誤りを指摘されたことはありませんので(笑)、これを否定するだけの根拠を示せる方は居ないのだと納得しています。産総研の数値のようなEPR>1.0などという非現実的な数値は検討するに値しないことはご理解いただけたでしょうか?

★蛇足ですが、産総研といえば温暖化問題で阿部修治が何度か槌田論文に噛み付いています(http://www.env01.net/global_warming/report/buturigakkai/abe201004.pdfなど)が、あまりに低レベルな思考能力しかないのであきれています。産総研の皆さんがそうだとは断言できませんが、少なくともEPRやEPTに対する認識はあまりにも酷い(笑)。

■不安定な自然エネルギー発電システムを運用するためには、蓄電装置やバックアップ用の発電装置、制御システム、更に規模が大きくなれば揚水発電所や高圧送電線網などを新たに建設しなければなりません。これらの全てに投下される工業的エネルギーを算入した上で火力発電のエネルギーコストと比較することが必要なのです。多少発電装置の生産プロセスが改善されたからといってもそんな影響は微々たる物です。その簡単な例を示したのが蓄電池併用の太陽光発電の発電原価計算です。


> ちなみに産総研のデータを近藤先生の電力生産図にいれてみると、投入石油は2
> 円、固体設備は8円となり、10円kW/hで、火力発電と同等、固体設備・廃棄
> 物がやや多くなるかという感じですね。あと、家庭用太陽光電池システムも、
> 200万から4~50万円ぐらいに値下がりし、今回の震災のような長期間電気が止
> まるときの家庭用バックアップ程度にはつかえそうです。
■勿論、太陽光発電装置プラス蓄電池システムは独立電源として使用できるのは当然です。問題は、どのような局面で使うかということです。

■例えば、定期便の就航していない絶海の孤島でどうしても電気が必要だという場合、大陸からケーブルで送電するよりも自然エネルギー発電プラス蓄電装置の方が有効=省資源・省エネルギー的である可能性は存在します。また、宇宙空間では太陽光発電が有効なのも理解できます。

■しかし、今問題にしているのはごく普通の送電線も既にある普遍的な社会の電力供給システムとして敢えて自然エネルギー発電を使うことに意義があるかどうかという問題です。通常の発電装置として導入する場合において最新の火力発電(コンバインドサイクル:熱効率60%程度)よりも更に省資源的である場合に限って、自然エネルギー発電システムの導入に意味が存在します。

■今後ともご健闘をお祈りいたします!



 EPRという言葉をこのホームページでは使っていません。『エネルギー産出比』という言葉で表しています。EPRについてはNEDOやAISTから1.0以上の値が報告されており、このHPで紹介しているエネルギー産出比と同じものとはとても思えないからです(笑)。何かとても作為的な、私には思いもつかない算定方法があるとしか思えませんが・・・。ここでは、EPR=(エネルギー産出比)であることを前提として説明します。

 EPR>1.0の意味について考えます。これは、発電のために投入した全て(発電装置・施設の製造建設、運用、廃棄の全工程を含む)の工業的エネルギー量よりも、運用期間中に発電した電力量のほうが多いことを意味します。自然エネルギー発電の場合には電力の直接の原料となる太陽放射や風力はほとんど無限にある自由財なのでEPRの算出において考慮する必要はありません。
 EPR>1.0であれば、その発電装置を単純再生産した上で余剰電力があることを示します。つまり、その発電装置は拡大再生産することが出来るのです。メールにあるようにEPR=8.5とすると1世代目の発電装置によって2世代目には8.5倍になり、3世代目には8.52=72.25倍になり・・・、太陽光発電装置を作る原料資源が枯渇しない限り、あるいは建設用地が枯渇しない限り無限に拡大することが出来るのです。
 つまり、EPR>1.0の発電技術を手に入れることが出来れば、エネルギーはほとんど無尽蔵に利用できることになり、この世からエネルギー問題はなくなるのです。

 しかし、残念ながら現実的には太陽光発電も含めて全ての発電技術はEPR≦1.0なので無限の電力を生み出す装置は存在しないのです。したがって、EPT≧Tlifetimeとなります。しかし、EPTが耐用期間よりも長くなるということは論理矛盾です。したがって、EPTを定義できる発電技術は存在しないのです。

 仮に、太陽光発電についてEPR=8.5であった場合の太陽光発電パネルの価格を推定してみます。太陽光発電で1kWhを生産するために投入されるエネルギー量は、

1kWh÷8.5=0.118kWh

石油価格を25円/リットル、石油の発熱量を10.5kWh/リットルとして石油価格に換算すると、

0.118kWh×(25/10.5)円/kWh=0.281円

 太陽光発電パネルの価格の内、20%が投入エネルギー費用だとした場合、発電電力1kWhの原価は、

0.281円÷0.2=1.41円

 これはとても安い電力なので、国による高額固定価格買取制度など必要ありません。家庭用3kWシステムの17年間の運用期間中の総発電量を51000kWhとしてこの太陽光発電パネル価格を計算すると次の通りです。

1.41円×51000=71,910円

 同様に太陽光発電パネルの価格の内、10%が投入エネルギー費用だとした場合でも143,820円にすぎません。しかし、実際の3kW太陽光発電パネルの販売価格は200万円を超えています。太陽光発電パネルメーカーは暴利を貪る悪徳業者ということになってしまいます(笑)。
 おそらく、太陽光発電パネルメーカーはそれほど悪徳業者ではないでしょうから、やはりEPR=8.5という数値が現実とはかけ離れたとんでもない値だということなのです。

2012年8月11日土曜日

アーサー・ビナードさん「這っても黒豆」(前半) : とある原発の溶融貫通(メルトスルー)


passport for the future 3

「炎がないのに熱を出す 原子力パワーのふしぎ」,

passport for the future 5

「おとなしいウラン238はプルトニウムに変身!」,


passport for the future 6

「自分で自分をコントロール かしこい原子力発電」,

passport for the future 8

「放射性物質をとじこめる 原子力発電所の5つの壁」,


passport for the future 9

2012年の改訂版を出すなら『原子力発電所の5つのざる』に直していただきたい。


「地震だって平気だよ!」,

passport for the future 10

どのページを見ても吐き気がするようなことが描いてあるが,詩人としていちばん離れ業だなと思うのは「原子力の歴史」をまとめたページ。

passport for the future 2
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レントゲンが、放射線の1つであるエックス線を発見した1895年が、原子力のはじまりだ。翌年、キュリー夫人はその放射線が原子の中から飛び出してくるということをみつけ、そして1905年、アインシュタインは原子が核分裂する時にエネルギーがでるという重要な予言をした。

のちに、この予言が正しいことが証明されると、1942年にフェルミが、世界初の原子炉をつくって、ウラン原子を核分裂させることに成功した。こうした成果をもとにして研究が進められた結果、いまでは世界31カ国で原子力による電気がつくられているよ。
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これはコピーライターでなければ書けない文章。

レントゲンからキュリー婦人,アインシュタイン,フェルミを経由して1997年までまとめて,ひとつも本質,つまり核兵器について語っていない。

これは,にわとりにいっさい言及せずにたまごの歴史を語るようなもの。

つまり,原子力の歴史において,その本質は核兵器の開発と広島,長崎での使用であり,原子力発電はそのほんの一部おまけのようなものでしかない。

因みに,アインシュタインの予言とは「E=mc2」という相対性理論の要の数式。

E=エネルギー
m=核分裂の時にわずかに減る質量
c=光の速度

2012年8月8日水曜日

ホールボディカウンター検査は、受ける必要はない <もみの木医院>

ホールボディカウンター検査は、受ける必要はない 結論を先に述べますと、「ホールボディカウンター検査は、受ける必要はない!~絶対に受けてはいけない!」となります。この結論に至るまでには、今回の原発事故により飛散した放射性物質の核種と、それぞれの人体における被曝のパターンを正しく知る必要があります。 今回の評論は、一部専門的なところもあり、一度読んだだけでは理解しにくいかもしれませんが、ぜひ何度も読んで、すべてを理解してください。 ほとんどのマスコミは全く取り上げていませんが、日本政府がIAEAに報告するために作成した資料で、昨年8月26日に経済産業省から発表された福島第一原発から放出された核種と広島原爆で放出された核種の試算表を見ると、福島県から関東一帯で、決定的というべきか、運命的というべきか、致命的という言うべき重大なことが進行していることがわかります。 アルファ核種として、プルトニウム238、239、240、ベータ核種として、キセノン、ストロンチウム、テルル、ヨウ素、ネプツニウム、セシウム、ガンマ核種として、ヨウ素、セシウムが大量に放出されました。 この中で最も量が多かったのは、希ガスと言われるキセノンガスであり、これはベータ線を出します。乳がんとの関連性が疑われている核種です。 次に多かったのは、セシウムであり、半減期約2年のセシウム134が半分、半減期30年のセシウム137が残りの半分です。これはベータ線も出しますが、一般の人が問題にしているのは、セシウムのガンマ線です。 その次は、ヨウ素、ストロンチウム、テルルで、この中でヨウ素はガンマ線も出しますが、その他の核種はベータ線を出すものです。 アルファ線を出す代表核種であるプルトニウム~地球上における最強の毒と言われる~の降下量は、これらの核種よりは少ないのですが、ここで、プルトニウムよりはるかに大量に降下したネプツニウムに注目しなくてはなりません。ネプツニウムは、半減期2.356日でベータ線を出して、プルトニウム239に変わります。プルトニウム239は、アルファ線を出します。3月15日ごろ、関東から福島に大量に降ったネプツニウムは、約2日経ったくらいから、そこらここらで大量にプルトニウムを生産していたことになります。 さて、3月11日の地震により、福島第一原発は冷却機能を失い、水素爆発に至ったわけですが、その中でプルトニウムを燃料として使用している3号機は、水素爆発の直後、即発臨界という現象が起こり、使用済み燃料プールにあった核燃料が、ほぼすべて核爆発を起こして消失しています。これは、ほとんどの日本の研究者は指摘していませんし、政府や東電も認めていませんが、アメリカのスリーマイル島の原発事故の原因調査の最高責任者であったアニーガンダーセン博士が事故直後から指摘しています。水素爆発の温度は約600℃であるのに対し、核爆発は何千℃、何万℃に至ります。プルトニウムの沸点は、約3200℃であり、水素爆発ではプルトニウムは気体にはなりませんが、核爆発では一瞬で 気体となり、空高く舞い上がります。3号機の使用済み核燃料プールに入れてあった核燃料がほぼすべて無くなっていること、爆発のビデオ解析から爆発のスピードが音速を超えることが明らかであることから、3号機の核爆発は100%間違いないといえます。先に述べた放出核種の分析と、この現象はよく一致します。 3号機の爆発のあった3月14日と2号機と4号機の爆発のあった15日は、公開されているSPEEDIのデータによると、南向きの風が吹いており、死の灰の塊であるプルトニウムを大量に含んだ放射能雲は、千葉、東京、神奈川を直撃しました。幸い雨は降っておらず、風向きが北向きへと変わり、大量の地上降下は避けられましたが、相当の放射能汚染があるはずです。南の風に押し上げられた放射能雲は、15日の午後には栃木県県北、群馬県県北、福島へ到達し、残念ながら小雨の降っていたこれらの地方には、大量の地上汚染となりました。つまり、これらの地方の放射性物質による放射能汚染は、巷で言われているセシウムだけではなく、大量のアルファ核種~プルトニウムなどや、ベータ核種~ストロンチ ウムなどによる汚染があるということになります。 ガンマ線は、市販のガイガーカウンターやシンチレンションカウンターで簡単に測定できますが、アルファ線、ベータ線は、特殊なガイガーカウンター~その他の機器を使用しないと測れません。特殊なガイガーカウンターで那須町、那須塩原市の土壌を測定してみましたが、やはり大量のアルファ線~すなわちプルトニウムと考えられるものを検出します。 ここで、内部被ばくと外部被ばくの違い、アルファ、ベータ、ガンマ、それぞれの核種の特徴を簡単にまとめてみましょう。 まず、アルファ線について、空気中では、せいぜい3センチから45ミリくらいしか進みません。ついで、ベータ線は1メートルから最大10メートル進みます。ガンマ線は100メートルくらい到達します。 外部被ばくについて、これは人体が外部から受ける放射線による被曝です。したがって、アルファ線は無視してよく、一部ベータ線も影響しますが、ガンマ線が主体です。ガンマ線は、鉄筋の建物ならば防護できますが、木造では防護できず、ガンマ線源から遠ざかること~近寄らないこと、疎開や移住することで防護できます。 今回の事故で問題になっている核種は、セシウム134と137です。 内部被ばくについて、これは人体が呼吸や飲食によって、放射性物質を取り込んで生じる被曝です。アルファ線、ベータ線、ガンマ線、すべての放射線が関係します。この中で特に影響の大きいものが、アルファ線とベータ線です。この2種は、人間の2本鎖DNAを2本とも切断します。障害細胞の修復困難の可能性~すなわち発ガンの可能性が高まります。ガンマ線は1本だけです。前述のようにアルファ線は、人体の中では、ほんの数ミリしか進みません。たった数ミリしか進まないから力が弱いのではなく、その短い距離で猛烈にエネルギーを消費して細胞を傷害しますので、人体には特に悪い放射線です。 今回の事故で主として問題になる核種は、プルトニウム、ストロンチウム、ヨウ素、セシウム、キセノンなどです。 この中で、まずヨウ素131を見てみましょう。ヨウ素131を呼吸で吸い込むと、すぐに甲状腺に集まってきます。日本人は海藻をよく食べるから大丈夫などということは、ありません。甲状腺内でベータ崩壊が起こり、ベータ線を出して甲状腺を傷つけます。ベータ崩壊に伴って出てきたキセノン131のうちの一部がガンマ崩壊して、ガンマ線を出して2度甲状腺を傷つけます。ヨウ素131の物理学的半減期は8日で、8日で吸い込んだヨウ素131の半分は、キセノン131に変わります。一方、生物学的半減期は80日であり、これは吸い込んだヨウ素131が体の中から半分が出て行く時間です。いずれにせよ、80日目に調べたのでは、ヨウ素131は体の中にはほとんどありませんので、ホールボ ディカウンターなどの被曝したかどうかの検査をしても意味がありません。物理学的半減期が短い放射性物質は、一気に崩壊が起こり、放射線が一気に出て細胞障害がおこるので、発ガン性が高いと覚えておいてください。 セシウム137の場合は、物理学的半減期30年>生物学的半減期70~100日であって、一気にはベータ崩壊とガンマ崩壊が起こりませんが、体から排泄されるまで連続して放射線被曝を生じて発ガン性が高まります。ホールボディカウンターで検出されるものは、この核種です。 プルトニウムとストロンチウムは、いずれも物理学的半減期、生物学的半減期ともに、2万4千年と数十年(プルトニウム239)、29年と数十年(ストロンチウム90)と半減期の長い放射性物質です。いずれも人体に入ると長期間にわたり細胞を傷害して、しかも近くの細胞を執拗に障害するので、発ガンの危険の特に高い放射性物質です。ホールボディカウンターでは全く検出できない核種です。 いよいよ、本題のホールボディカウンターですが、NaI(TI)シンチレーション検出機を使って全身を検査するものです。基本的にはガンマ線を放出する核種、セシウム134、137、カリウム40、ヨウ素131などのγ線を出す核種を検出するものです。ベータ核種のストロンチウム90やアルファ核種のプルトニウム239などの最も危険な核種は検出できません。また、正確に測るには、30分以上かけて、データの分析に熟練した技師が行う必要があり、とても2~3分の流れ作業的検査では正確な被曝の証拠は出ません。ECRR(ヨーロッパ放射線防護委員会)のバズビー博士は「そもそもセシウムしか重要視していないホールボディカウンター検査は意味がない。こんなものにお金を使うより、食の安全にお金を かけるべきだ。」と言っておられます。 福島県では、昨年から住民のホールボディカウンター検査が始まりましたが、被曝の検出率は数%と低いようです。栃木県でも、18歳以下の住民を対象に検査を行うように予算が付けられるようですが、どうでしょうか。おそらく内部被ばくが証明できるのは、検査人数の1%以下でしょう。 事故から1年が経とうとしておりますこれからの時期にホールボディカウンター検査をしても、ヨウ素131は全く検出できませんし、もともとプルトニウム、ストロンチウムは全く検出できません。したがって、ほとんどの人が内部被ばくは無かったとされてしまいます。実際は、ヨウ素131の大量被ばく、プルトニウムとストロンチウムもかなりの量を内部被ばく、セシウムもそれなりに大量に被曝しているのに。 これでは、原発村の学者たちの思うつぼにはまります。原発村の学者は、データがほしいのです。 栃木県や福島県の住民を検査したが、ほとんど内部被ばくはなかった。したがって、今後がん患者が増えても、原発事故によるものではない~こういう結論がほしいのです。本当は、アルファ核種やベータ核種の内部被ばくを正確に測定できる機械で測定せず、しかも短時間にいい加減な測定をして、内部被ばくがなかったことにして導き出した、でたらめな結論であるにもかかわらず。 彼らは、ICRP(国際放射線防護委員会)の内部被ばくを考慮しない、外部被ばくだけの放射線障害の結論~チェルノブイリ原発事故では、原発職員が約50名急性放射線障害で死亡したが、住民への影響は、小児の甲状腺ガンがほんの少し増えただけであった!その他の病気が増えたのは、ストレスによるものである!~他の臓器のガンや奇形児の出産も大幅に増えており、完全なでたらめ!!~こんな結論を今だに信じて疑わない~疑いたくない連中です。 もう一度言いましょう! 原発村の学者は、内部被ばくを十分に調べた、外部被ばくも測定したが、内部被ばくはほとんどなかったので、ガン患者が激増しても原発事故のせいではない。原発事故の住民への影響はなかった~という結論(もちろん!完全なデタラメ!)がほしいのです。 栃木県の放射線防護のアドバイザーも福島県の責任者も、これら原発村の学者グループであることから、いずれの県も住民が見殺しにされるか、モルモットにされることは明らかです。 結論として、ホールボディカウンター検査は受ける必要はない~絶対に受けてはいけないということになります。 もし、あなたの子供がホールボディ検査を受けたとすると、おそらく内部被ばくはないと判定されるでしょう。そして、数年後あるいは10数年後に原発事故の放射線の影響でガンを発症しても、それは原発事故のせいではないといわれるでしょう。担当者は、きっとこう言うはずです。「だって、ホールボディカウンター検査で内部被ばくがないと言われたんでしょう?だったら、お子さんがガンになったって、それは原発事故のせいではないですよ。日ごろの健康管理が悪かったんじゃないですか?」と。 2012年1月17日               もみの木医院長  川口 幸夫

2012年3月8日木曜日

ストロンチウム汚染 strontium 90 part 307 | Machikawa Co's Blog

おひたしや酢漬けもオススメ。調理法でここまで除染できる!

2012/03/06
取材・文/柳本 操  イラスト/寺田久美 [日経ウーマンオンライン]

放射性物質が付着している泥は落とし、皮もむく。水にしばらくつけてから洗う。放射性物質は水や酢に溶けこむ性質を持っているので、おひたしや酢漬けもお薦めの方法だ。

放射性物質が体内に入りこむ「内部被曝(ひばく)」。これに詳しい白石久二雄さん(元・放射線医学総合研究所緊急被ばく医療研究センター被ばく線 量評価部内部被ばく評価室長)は以下のように説明する。「放射性物質はいったん体内に入りこむと、排出されるまで放射線を出し続け、組織や遺伝子を攻撃す る。特に細胞分裂が盛んな骨髄(こつずい)、生殖器、小腸粘膜、目などは放射線の影響を受けやすいとされる」。内部被曝を最小限に抑えたいのは、このため だ。

国は汚染した食品を流通させないよう、原発事故以降に暫定規制値を決めたが、「暫定規制値はあくまでも緊急時対応で決められた数値。健康への影響 を考えれば、原発事故が収束し、この値を下げることが求められるのはいうまでもない」と白石さん。規制値は、健康に問題なしとされる年間被曝量をもとに決 定され、この値をオーバーした食品には出荷制限などの措置がとられているものの、検査をすり抜けて汚染食品が流通する事態も発生している。

漠然とした不安を抱えているよりも、自分の手でできることはやっておいた方がいい。

洗う、ゆでる、酢につけるなど、身近な調理法と除去効果をまとめた冊子(次ページデータ)の作成に関わった放射線医学総合研究所研究基盤センター 長の内田滋夫さんは、「野菜は、まず表面に付着した放射性物質を丹念に洗い流すこと。内側に入りこんだ放射性物質も、ゆでることにより染みだすので、ある 程度除去が可能」という。

食材の内側に入りこんだ放射性物質はどうすればいいか。「セシウムは酸に溶けこみやすい性質を持っている。小さく切って表面積を増やし、酢に数時 間つけ、つけた酢は取り除く。あるいは煮て、煮汁は食べないようにする。魚は内臓や骨に放射性物質が集まるのでこの部分を食べるのは控えた方がいい」と白 石さん。これらの基本的な方法を組み合わせれば、除去率をさらに高められそうだ。

放射性物質を取り除く方法

<b>(1)食材を選ぶ</b>
(1)食材を選ぶ
厚労省や各自治体がウェブ上で随時更新している食品のモニタリング結果をこまめにチェックしよう。そのうえで自分の中での判断基準を決め、産地や食品を選ぶようにするといい。
<b>(2)水に浸けて洗う</b>
(2)水に浸けて洗う
「土壌中の放射性物質は土やほこりとともに野菜に付着している可能性が高い。水に溶けやすいので、よく洗うこと。15分ほど水につけてから洗えば、表面の汚染をかなり取り除ける」と白石さん。
<b>(3)傷の部分は取り除く</b>
(3)傷の部分は取り除く
野菜の除染を研究した金沢大学学際科学実験センターの柴和弘教授は「傷の部分は放射性物質が入りこみやすく、洗っても除去が難しい」という。傷や土付きの根は大きめに取り除き、皮もむこう。
<b>(4)酢漬けやおひたしに</b>
(4)酢漬けやおひたしに
野菜も肉も、酢漬けにより放射性物質が90%除去できるというデータがある。「葉物はおひたしにする前の下ゆでで放射性物質がゆで汁に溶け出す」と内田さん。

調理法によってここまで除去できる

食材ごとの調理法と放射性物質除去率についての研究(国内外で行われたもの)をまとめた資料から、実践できそうなものを紹介する。
データ:『食品の調理・加工による放射性核種の除去率』(原子力環境整備センター1994年 版)から抜粋。[降]=核実験や原発事故による放射性降下物、[根]=根から吸収した放射性物質、[他]=その他、人為的な方法で汚染させた実験を含む除 去率データ。ヨ=放射性ヨウ素 セ=放射性セシウム ス=放射性ストロンチウム 放=放射性物質

2012年3月4日日曜日

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再処理→青森県六ヶ所村に建設中。トラブル続発で計画遅延。

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原子力発電自体が、軍事技術の民生転用ではあるのですが、再処理工場は、その典型。

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再処理工場直下の「六ヶ所断層」と沿岸の巨大な「大陸棚外縁

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2012年2月28日火曜日

福島市の高校生が三人、心筋梗塞でなくなっていた。(portirland )  赤かぶ

元データは厚労省の人口動態統計(平成16年)のようだが,
それは数字の解釈に誤りがある。
(人口10万対)との括弧書きがかかるのは,死亡率まで。
死亡数は,1年間の全国の総数だ。

でないと,一番左上の数値,死亡数の死因1位の,
悪性新生物 320315人 でおかしいことに気づく。
人口10万人に対して,がんで32万人死ぬはずがない。これは総数。

正しく抜粋すると,日本全国の15~19歳の死者
1位 不慮の事故 707人(人口10万人当たり10.6人)
2位 自殺 500人(人口10万人当たり7.5人)
3位 悪性新生物(がん)211人(人口10万人当たり3.2人)
4位 心疾患 108人(人口10万人当たり1.6人)
である。

さらに,引用された統計は,なぜか2004年(平成16年)の調査で,古すぎる。
人口動態統計は毎年行われ,直近の調査結果は 2010年(平成22年)のものである。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii10/dl/s03.pdf
この第2表に,2010年の日本全国の15~19歳の死因別死亡数がある。
心疾患による死亡数は,62人(人口10万人当たり1.0人)である。
6年で結構少なくなっているが,若い人ほど,AEDの普及や初期治療の進歩を
考えれば納得できる。

さて,福島県の15~19歳人口はどれだけかといえば,
住民基本台帳の年齢別人口が参照でき,
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_xlsDownload_&fileId=000004493335&releaseCount=1
によれば,99576人である。
すると,福島県の15~19歳の者の心疾患死亡数は,全国平均と同率なら,
1.0*99576/100000=0.996人
となるはずである。実現値の数が少ないので,統計的に有意とはいえないが,
心疾患で3人の死亡でも,統計的な予測値よりは多いとはいえる。


11. 2012年2月27日 17:24:13 : 03rK5F33UQ
>4さん
すみません、まだ確定情報ではありませんし、許可をもらっていないのでソースは提示できません。

>8・10さん

心臓疾患の持病がなく、健康だった高校生が心筋梗塞で突然死する人数はもっと少ないと思います。


12. 2012年2月27日 19:15:56 : rtSvfPac0c
平成22年の福島県人口動態統計によれば
男15~19歳までの死因に心疾患はない。
pfdの9ページの表を見ると、死因に
悪性新生物、肺炎、不慮の事故、自殺、その他とあるだけで、心疾患はない。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/hofuku_kakuteisuuH22.pdf

2012年2月20日月曜日

最近の論文(重いPDFは、右クリックでファイルをダウンロードして下さい) | 宮尾克研究室

最近の論文(重いPDFは、右クリックでファイルをダウンロードして下さい)

宮尾研究室3D関係英文論文集 Miyao Labs 3D related English papers


被爆者がん死亡論文総集編2009-2011

Simultaneous Measurement of Lens Accommodation and Convergence to Objects. Tomoki SHIOMI, Hiroki HORI, Satoshi HASEGAWA, Hiroki TAKADA, Masako OMORI,Yasuyuki MATSUURA,Hiromu ISHIO, Akira HASEGAWA, Tetsuya KANDA, and Masaru MIYAO. Forma (in press) 2011.
Comparison of 2D and 3D Vision Gaze with Simultaneous Measurements of Accommodation and Convergence. Hiroki HORI, Tomoki SHIOMI, Satoshi HASEGAWA, Hiroki TAKADA, Masako OMORI, Yasuyuki MATSUURA, Hiromu ISHIO, and Masaru MIYAO. Forma (in press) 2011.
実物体と2D映像,3D映像を用いた水晶体調節反応と輻輳運動の長時間同時測定 -若年者と中高齢者の立体視機構の違い-.塩見友樹, 堀弘樹, 長谷川聡, 高田宗樹, 大森正子, 松浦康之, 石尾広武, 長谷川旭, 神田哲也, 宮尾克.日本バーチャルリアリティ学会誌 (TVRSJ) 16(2):139-148, 2011.

Cigarette smoking, proteinuria, and renal function in middle-aged Japanese men from an occupational population Yuka Noborisaka, Masao Ishizaki, Minori Nakata, Yuichi Yamada, Ryumon Honda, Hitoshi Yokoyama, Masaru Miyao, Masaji Tabata. Environ Health Prev Med. DOI 10.1007/s12199-011-0234-x

Color sense test for job and learning ability. Takayanagi Y, Furuta M, Miyao M. Forma, in press, 2011.
Readability of Character Size for Car-Navigation Systems. Fujikake K, Hasegawa S, Omori M, Takada H, Miyao M. モバイル学会誌, 1(1)3-9, 2011.01.
教育用色覚検査としてのCMTの有用性. 高柳泰世,宮尾克,古田真司. 学校保健研究, 52(1): 63-70, 2010.04.
数字検出課題と地図読み上げ課題による液晶ディスプレイの評価. 藤掛和広, 長谷川聡, 大森正子, 髙田宗樹, 本多隆文, 宮尾克. 産業保健人間工学研究, 10(1):24-30, 2009.12.
ケータイ画面表示文字の視認性と加齢効果. 松沼正平,長谷川聡,梅崎太造,藤掛和広,大森正子,宮尾克. 日本福祉工学会誌, 11(1):20-25, 2009.05.
Erratum: Hiroshima survivors exposed to very low doses of A-bomb primary radiation showed a high risk for cancers. Miyao M, Watanabe T, Honda R, Yamada Y. Environ Health Prev Med. 14(3):209, 2009.05.
Hiroshima Survivors Exposed to Very Low Doses of A-bomb Primary Radiation Showed a High Risk for Cancers. Watanabe T, Miyao M, Honda R and Yamada Y, Environmental Health and Preventive Medicine,13(5):264-270, 2008.09.
Power_Point_in_English “Hiroshima Survivors Exposed to Very Low Doses of A-bomb Primary Radiation Showed a High Risk for Cancers” 広島の初期放射線低線量被爆者は高い発がんリスクを示した」の英語版パワーポイント
上記の “Hiroshima Survivors Exposed to Very Low Doses of A-bomb Primary Radiation Showed a High Risk for Cancers” 広島の初期放射線低線量被爆者は高い発がんリスクを示した」日本語版パワーポイント
Effects of aging and display contrast on the legibility of characters on mobile phone screens. Hasegawa S, Miyao M, Matsunuma S, Fujikake K and Omori M. “iJIM http://www.ijim.org” 2(4):7-12, 2008.10.
Readability of characters on mobile phone liquid crystal displays. Hasegawa S, Fujikake K, Omori M, Miyao M. Int J Occu Safety Ergonomics (JOSE), 14(3):293-304, 2008.10.
Visual cognitive performance of elderly people: Effects on reading time of age, character size and visual distance. Omori M, Miyao M, Kanamori H, Atsumi B. Behaviour and Information Technology, 27(4):313-318, 2008.07.
The role of malocclusion in non-obese patients with obstructive sleep apnea syndrome. Miyao E, Noda A, Miyao M, Yasuma F, Inafuku I. Internal Medicine, 47: 1573-1578, 2008.
Evaluation of high quality LCDs displaying moving pictures, on the basis of the form obtained from statokinesigrams. Fujikake K, Miyao M, Honda R, Omori M, Matsunuma S, Matsuura Y, Takada H. Forma, 22:199-206, 2007.
Associations of periodontal damage and tooth loss with atherogenic factors among patients with type 2 diabetes mellitus. Furukawa T. Wakai K. Yamanouchi K. Oshida Y. Miyao M. Watanabe T. Sato Y. Internal Medicine, 46(17)1359-1364, 2007.
ノートパソコンの液晶ディスプレイの高さに関する人間工学的一考察. 斎藤真, 大西範和, 加藤象二郎, 宮尾克, 長江拓子, 池浦良淳, 水谷一樹. 日本経営工学会論文誌, 58:10-16, 2007.
Readability of characters on mobile phone liquid crystal displays. Hasegawa S, Fujikake K, Omori M, Miyao M. Int J Occu Safety Ergonomics. 14(3):293-304, 2008.
Oral appliance therapy for a child with sleep apnea syndrome due to palatine tonsil hypertrophy. Miyao E, Nakayama M, Noda A, Miyao M, Arasaki H. Sleep and Biological Rhysms, 5(4):288-290, 2007.
二重課題を用いた加齢による視覚情報処理能力の検討. 河本健一郎、山口知佐子、和気展二、宮尾克、大森正子、守本典子、和気洋美. 視覚の科学, 27(3):54-58, 2006.
[総説] 携帯電話における多言語表示-携帯電話の災害時利用- 長谷川聡・宮尾克. システム/制御/情報:システム制御情報学会誌, 50(6):232-237, 2006.
Aging effects on the visibility of graphic text on mobile phones. Hasegawa S., Matsunuma S, Omori M, Miyao M. Gerontechnology. 4(4):200-208, 2006.
高齢者の運転状況と認知症ドライバーに関する意識調査. 渡辺智之, 藤掛和広, 宮尾克, 小長谷陽子, 柴山漠人. 日本医事新報. 4295:81-84, 2006.
Applications of Double-Wayland Algorithm to Detect Anomalous Signals. Takada H., Morimoto,T., Tsunashima, H., Yamazaki, T., Hoshina, H., Miyao M. Forma. 21(2):159-167, 2006.
携帯電話における文字画像メールの利用とその視認性. 松沼正平,長谷川聡,大森正子,宮尾克. 人間工学. 42(5):313-319, 2006.
Multilingual disaster information delivery using graphic text for mobile phones. Hasegawa S, Sato K, Matsunuma S, Miyao M, Okamoto K. AI & Society. 19(3):265-278, 2005.
若年女性を対象とした睡眠時胃電図の解析,松浦康之,横山清子,高田宗樹,宮尾克. 信学技報 MBE 2005-6. 21-24, 2005.
地震災害における外国人の被害と災害情報提供.佐藤久美,岡本耕平,高橋公明,田中正造,山岡耕春,宮尾克. 社会医学研究. 22:21-28, 2004.
立体映像に対する水晶体調節の測定. 大森正子、宮尾克、長谷川聡、石原伸哉、石垣尚男、田原博史. Vision. 4:223-226, 2004.
高齢者にとって見やすい携帯情報端末・液晶モニタ. 藤掛和広, 向井希宏, 神作博, 三好正伸, 大森正子, 宮尾克. 人間工学. 40:218-227, 2004.
Characteristic changes of sway of center of gravity with advancing age. Takada H, Kitaoka Y, Iwase S, Shimizu Y, Watanabe T, Nakayama M, Miyao M, Mihashi K. Env Med. 47:85-89, 2004.
循環器疾患死亡除去によるコホート生命表への影響. 渡辺智之、水野裕、大森正子、福田博美、宮尾克、大沢功、佐藤祐造、長谷川敏彦. 厚生の指標. 50:14-18, 2003.
The Number of Autocatalytic Reactions in Systems of Oscillating Reaction. Takada H, Shimizu Y,Mitao M. Forma. 18:67-82, 2003.
An attempt at preventing asthenopia among VDT workers. Omori M, Watanabe T, Takai J, Takada H, Miyao M. Int J Occup Saf Ergon. 9:453-462, 2003.
重心動揺における幾何学的な指標の物理学的意味-アルコール摂取時の解析-. 高田宗樹,北岡良之,市川真澄,宮尾克. Equilibrium Res. 16(3):168-180, 2003.
Analysis of sex, age and disease factors contributing to prolonged life expectancy at birth, in cases of malignant neoplasms in Japan. Watanabe T, Omori M, Fukuda H, Takada H, Miyao M, Mizuno Y, Ohsawa I, Sato Y, Hasegawa T. J Epidemiol. 13(3):169-175, 2003.05.
Influence of death from circulatory diseases on life expectancy at birth in Japan. Watanabe T, Omori M, Fukuda H, Takada H, Miyao M, Ohsawa I, Sato Y, Hasegawa. J Epidemiol. 12(6):450-456, 2002.11.
Visibility and characteristics of the mobile phones for elderly people. Omori M, Watanabe T, Takai J, Takada H, Miyao M. Behaviour & Information Technology. 21:313-316, 2002.
重心動揺検査を用いた音響付き3次元立体画像の複合現実感の評価法. 高田宗樹,宮尾克,大森正子,渡辺智之. 電気情報通信学会報. 236:25-32, 2002.
Accommodative load from handheld game consoles in kindergarten children. Sakata T, Miyao M, Ishigaki H, Shiraiwa Y, Ishihara S, Furuta M, Kondo T, Toyoshima H. Environ Health Prev Med. 6:109-112, 2001.
立体画像を利用したコンピュータ作業者のリラクゼーション. 大森正子,渡辺智之,宮尾克,中石 仁,小西美智子,石原伸哉,泉原雅之.3Dフォーラム. 14:43-46, 2000.
Differential diagnosis of obstructive sleep apnea syndrome patients and snorers using cephalograms. Miyao E, Miyao M, Ohta T, Okawa M, Inafuku S, Nakayama M, Goto S. Psychiatry Clin Neurosc. 54(6):659-664, 2000.
Sensitive pupil response of early-onset Alzheimer’s patients to a dilute mixture of cholinergic antagonist and α-adrenergic stimulant. Takagi A, Miyao M, Ishihara M, Kondo T, Sakakibara H, Toyoshima H, Kono K. Environ Health Prev Med. 4(1):49-53, 1999.
Reply on age effects of pupil dilation among Alzheimer’s patients. Miyao M, Takagi A, Komo K. J Am Geriat Soc. 47:1275-1276, 1999.
Age effects on pupil dilation among Alzheimer’s patients. Takagi A, Ishihara S, Kondo T, Sakakibara H, Toyoshima H, Kono K, Iguchi A, Yoshida F, Miyao M. J Am Geriatr Soc. 47(2):257-8. 1999.
Ergonomic evaluation of working posture of VDT operation using personal computer with flat panel display. Saito S, Miyao M, Kondo T, Sakakibara H, Toyoshima H. Industrial Health. 35(2):264-270, 1997.
アルツハイマー型痴呆,ダウン症患者の抗コリン剤点眼に対する縮瞳過敏反応. 河野和彦,宮尾克,石原伸哉,高木歩. 日本老年医学会雑誌. 33(11):829-834, 1996.
Visual accommodation and subject performance during a stereographic object task using liquid crystal shutters. Miyao M, Ishihara SY, Saito S, Kondo TA, Sakakibara H, Toyoshima H. Ergonomics. 39:1294-1309, 1996.
On the focal distance of the eye during sighting in pistol shooting. Ishigaki, Hisao, Edagawa, Hiroshi, Miyao, Masaru. Perceptual and Motor Skills. Missoula, 81(1):191-194, Aug 1995.
A matched-pair longitudinal study on the relationship between maternal smoking and head circumference of newborns. Miyao M、 Furuta M, Matsushita Y, Ogiso M, Ishihara S, Teo PC. Tohoku J Experimental Medicine, 175(2):135-137, 1995.
update: 2011/11/07 | 研究成果

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2012年2月19日日曜日

マーケターの独り言: セシウム137 野菜別蓄積率

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ウクライナのナロジチ地区で土壌の浄化のため菜の花プロジェクトを行っているNPOチェルノブイリ
救援・中部のレポートより転用。

2012年2月18日土曜日

ドイツの脱原発と日本(山田衆三) - BLOGOS(ブロゴス)

放射線被曝の影響について(沢田昭二) | 内部被ばくを考える市民研究会

1960年代の放射線濃度は今の1万倍? : 疑似科学ニュース

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